迷惑系 YouTuberへの発砲無罪に
今年4月、米バージニア州のショッピングモールで銃撃事件が発生します。
内容は、迷惑系YouTuberが動画撮影の為に男に絡み、しつこく恐怖を感じた男性が発砲したというものです。
撃たれたYouTuberは命に別状はありませんでした。
裁判の結果、発砲した男性は無罪。(他にも色々裁判はしている模様)
日本では考えられない出来事だと思う方も多いのでは無いでしょうか?
この記事を見た時は私もそう思いました。
何故か?殆どの日本人は日本では拳銃を持ち歩いている人がいないと考えてるからです。
しかし、私は考えました。
あくまで「発砲事件」に関しては起こる可能性は低いでしょうが、この事件のようなトラブルが起きない訳ではありません。
では、刃物は?仮に工事をしていれば鉄パイプやスコップなど、殺傷能力に違いはあれど凶器になる物は沢山あると思います。
そう、凶器が違うだけで日本でも起こり得る事件だと私は思ったんです。
発砲事件のニュースなどは、なぜか日本人の私達に関係ないと思ってします。
しかし、問題は「発砲」の有無ではなく、何故このような事件が起きてしまったのか?ここだと思うんです。
迷惑系が湧く理由
YouTuberの名前は出しませんが「迷惑系」と呼ばれている方は沢山いるでしょう。
「会計前の食品を食べる者」「警察の前でわざと白い粉を落とし走り出す者」「仕事中に自店の食品に悪戯する者」と同じ迷惑系でも多種多様です。
最近ではニュースにも取り上げられていますし、刑事告訴されているケースも多々あります。(YouTubeに限った事ではありません)
YouTubeには有用なコンテンツも沢山ありますし、昔なら自分で本を買って調べ無ければならい事も、その道のプロが解説してくれて、更には無料で見れるという画期的なコンテンツだと思います。
しかし、誰でも少し知識があれば簡単にチャンネルを作る事ができ、一定の要件を満たす事により収益を得る事ができてしまう。
故に、沢山の迷惑系配信者を生んでしまったのは否めないでしょう。
中には罪に問われても稼げれば良いと思っている者も一定数いるのではないでしょうか?
ゲームの実況者や弾いてみた、歌ってみたなどを真似して投稿するのと同じように、迷惑系も同じように増えていったと考えられます。
自己顕示欲とお金
社会に出て仕事をしている人であれば「会社もしくは上司に認められる」と言うのが如何に難しいかわかると思います。
私もかつてサラリーマンをしていて、会社や上司に対して色々な提案や意見などを口にしていたので、承認欲求はそこそこあったかと今では思います。
会社をよくしたい気持ちと、勿論、出世してお金を沢山稼ぎたいという思いもありました。
私の話は別にありますのでよろしければこちらをどうぞ。
designofficerough.hatenablog.jp
しかし、迷惑系と呼ばれるる人たちは「自己顕示欲」だけで動いているように思えてならないのです。
「自分は人より凄い」「自分は強い」「自分は何でもできる」と言わんばかりに。
そこを満たすのが再生数だったり、収益だったりするのでしょう。
ただ心に留めておいてほしい事があります。
「百害あって一利なし」
はっきり言って、お金の価値は悪いことで稼ごうが、働いて努力をして稼ごうが同じです。
どのように稼いだ1,000円でも、同じよにものを買うことができます。
しかし、「社会の目はどうですか?」「人に迷惑をかけ続けますか?」「将来自分の子どもに誇れますか?
そう…人生において人に迷惑をかけて自分をアピールする事は百害あって一利なしなんです。
その上、デジタルタトゥーとして残り続けるため、無かった事にはできません。
末路
そして考えてほしいんです。
もしアメリカの事件のような事が起きた時に、その行為を支持してくれる人がどれだけいるか?
ましてや命を落とすような事になれば何が残りますか…
自分をアピールする事が悪い事とは思いませんが、人の恨みをかい笑われるような行動で自分をアピールして「人生の末路」を早めることはしなで下さい。
人生は一度きりです。
行動力はあると思うので沢山の人を笑わせてあげて下さい。