デザイナーパパの雑ブログ

デザインと育児と私 ※本ページはプロモーションが含まれています

Fight incurable diseases

 

病気発症

約7年程前のことでした。

私は潰瘍性大腸炎という指定難病と診断されました。

 

今はデザイナーとしてフリーランスで活動していますが、当時の私は、皆さんも必ず一度は聞いた事のある会社でサラリーマンをしており、役職にも就いていました。

自分で言うのもなんですが…

自分で言うしかないので…

そこそこエリートでした!!!

 

そんな私が医師から病気を告げられ大きく人生が転落していったのです…みたいな話をするつもりは全くありませんw

とは言え、医師から告げられた時にはショックで、当時は妻のお腹には第一子を身籠もっていた為、お先真っ暗状態になっていたのは事実です。

 

知らない人の為に潰瘍性大腸炎を簡単に説明すると、大腸の粘膜に炎症が起き腹痛や下痢、酷い時は血便もでます。

正直言って職場環境は移動や会議が多い仕事内容でしたので病気との相性も悪すぎました。

冗談抜きに一日中便意が襲ってきて仕事に集中出来ませんし、会議なんて絶望です。

 

誰だ!病は気からと言ったやつは…

やっぱり痛いもんは痛い…

気持ちじゃどうにもならなかったです。

新たな道

私は妻と話し合いを行い退職を決意しました。

そして家から近い昔ながらの町工場的な印刷屋さんの営業として就職する事になります。

正直な話、近くて、休みがしっかり取れ、残業が無ければ何処でも良かったです。

体に負荷がかからない事を第一優先に考えました。

 

入社初日の挨拶で社長が「新人ではありますが、あの企業で働いていました。ビジネスに関する知識では私達では敵いません!いつ見切られるかもわかりませんので色々盗んでください!」と言い出し内心「おいおい…挨拶しにくいわ…」と思ったのを今も鮮明に覚えています。

 

実際は本当に温かい会社で、何より社員全員が病気の事を理解してくれました。

上司も「無理せず休めよ!ただ、お前がもし休んだら代わりはおらんからな〜」と冗談言いつつ心配をしてくれたり。

その上、技術や営業スキルに関しても非常に高く、何より社長や社員の仕事に対する誇りみたいな物を凄く感じました。

 

今までの仕事は兎にも角にも売り上げを上げる事に必死で、自分が熱がでても一時的に薬で下げて休日に療養したり、部下に対しても結果が全てと厳しくしてきました。

前の会社が悪いと言っているわけではありません。

どんな綺麗事を言ってもビジネスの本質は金儲けですから…

 

しかし楽しかったかと言われると楽しくは無かったですよね。

それだけ会社の大きさにギャップがあったのも事実ですが、飼われているのと雇われているの違いみたいな何かを感じたんです。(給料や報酬を比べたら仕方ないかもと思う部分はありますが…)

 

私は本当の意味で仕事が楽しくなりました。

印刷物のデザインにインクの色、製本された市報や議会だよりなど毎日がワクワクするんです。

営業先で人と人との繋がりを感じ、印刷物が出来上がり納め感謝された時には感動すら覚えました。

今の自分

人の人生は自分で決められない事もあります。難病がその一つである事は紛れもない事実でしょう。難病に罹りたくてかかる人なんていませんから…

ですが、生き甲斐が無くなる訳ではない!!

 

無いなら探すんです。

人に迷惑かけてもいいんです。

何かに執着しなくていいんです。

辛い時は休めばいいんです。

そんな考えで私は難病と戦っています。

 

そして今はデザイナーという作り手になる事が出来ました。

道半ばで上手くいっているとは言えませんが、現状に不満はありません。

 

これを読んで少しでも元気が出てくれる人がいたら幸いです。